ungavskyのブログ

内省と情熱の間

5月の楽しみ

GWあたりは熱くもなく寒くもない、自転車乗りにとっては貴重な季節だ。

風が強くなりがちという注意点もあるが。

 

ロードバイク乗りの末席にビニールを破らないままちょこんと座している俺にとっても、この季節はぼんやり過ごすわけにはいかない時期である。

具体的には、田植え前の水田と、水量を増した川を見るのが義務となっている。

 

流川市から利根川を渡れば、即、茨城県である。茨城と言えば首都圏の食糧供給基地で、耕地面積が全国第3位の農業県だ。新利根大橋を渡ってそのまま道なりに直進すると小貝川に行きあたる。

大多数の首都圏人に馴染みのない川かも知れないが、なんとびっくり!関東三大堰を3つとも有する一級河川なのだ。へぇ~。

 

・・・。

 

関東三大堰はどれも農業用水確保を主用途としており、どれも耕地面積が全国第3位の茨城県にあり、どれもが小貝川にある。OK?

ということで、この時期の小貝川は農業のために水が満ち満ち、初夏の陽を眩しく反射しながら涼しげに流れるのである。そして、小貝川に架かる沈下橋の小目沼橋も、水面にグッと近づく。水を張った田植え前の水田は、鏡のように空を映す。

短い時期だが、この景色を回収するのが連休のルーティンというお話し。

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小目沼橋