ungavskyのブログ

内省と情熱の間

トーフ

土日は晩酌をする。

晩酌とは夕食でもなく飲み会でもなく、17時以降~夕食前にちょっとした「食事」と共に酒を飲む行為。夕食が別にあるのと、それなりにちゃんとした「食」があることが単なる飲酒との区別だと思っている。ちゃんとした食とは、スナック菓子とか、スイーツではないということ。夕食前だからね。定義が先か実態が先かはわからんが。

ネットの海を見ると晩酌の習慣は依存の一因という文言も漂っているが、俺は疑問に感じる。飲みたければ酒だけで飲むし、口寂しければ(比喩表現だが)塩だけでイケる。習慣はその人の生活環境、例えば休日の日中は家族サービスで夕方にやっと一息つけるとか、生き方に直結するものだ。ひとくくりに「習慣≒依存」と言うのは乱暴過ぎる。

それに、わざわざ手間をかけて酒と食の卓(人によっては器や照明、音楽なども)を整えるのが晩酌なのだから、それを依存に結び付けられたら、アルコールの依存性を差し引いても、ほとんどの趣味が依存症の一因になるのではないか。

 

それはさておき、晩酌のつまみは最近専らトーフである。白いトーフを白い器に入れ、薬味や砕いたナッツを山盛りして、ほんの少しの醤油か黒酢、四川風ラー油を垂らし、木のフォークで削ぎながらチビチビ食べる。夏ならヤッコ、冬は湯豆腐、、、は台所占有率が高くなるので、少しレンチンする。

もう少し若いころはドライフルーツとチーズやワカモレサルサとトルティーヤ、ミートパイを焼いたこともあった。今は小遣い制なので、ずいぶん安上がりになった。これも生活環境による変化か。