ungavskyのブログ

内省と情熱の間

サイクルツーリング用マスクを自作

コロナで感染の次に怖いのは人の目だと考える。

ロードバイク乗りの動画配信で、自転車でもマスクをしようといった主張を見かけた。

どこに行くにも川沿いのCR(サイクリングロード)な環境にいる俺は、これまで乗車時にマスクはしていなかった。もちろん、人の多い江戸川CRを極力避けるなどの自主的配慮はしている。

しかし、その界隈ではそれなりに視聴数があるコンテンツで前述の主張を目にすると、すれ違う自転車乗りのマスクが目に付いて仕方ない。すれ違うのは30分に1回あるかないかで、着用率も100%ではないから、絶対数は多くないはずなのだが。

試しにスポーツ用の(安い)マスクを使ってみると、案の定、息苦しくて大変難儀した。特に、補給で苦労する。口へ運ぶのにマスクが煩わしいのもさることながら、鼻呼吸が制限されるので咀嚼が猛烈な苦行になる。

 

ということで、理想のマスクを自作してみた。

 

<サイクルツーリング用マスク>

【求める機能】

A.息苦しくない

B.熱がこもらない

C.ずれない

D.補給食を口に運びやすい

E.携帯性が高い

F.安い

【実現案】

A.薄い素材?冬場のネックチューブ的な?

B.薄い素材?走行中は風冷でOK?

C.No idea ネックチューブにすれば解決?長さ調節機能?

D.ネックチューブの下部を筒ではなく前掛け状にする≪←重要!!≫

E.まあ、気にしなくてもそうなるでしょう

F.ガーゼ素材、手縫い

 

で、できたのがコレ

完成したマスク

型紙

使う時には、左右それぞれの出っ張り上下をワニ口クリップ付きのゴムひもでつないで耳掛け部を作ればOK。解放感を得たいときはクリップの位置をずらす。俺は結局、乗車時は上の出っ張りにクリップを両方留め、ベリーダンスの踊り子マスクみたいにしている。100均のクリップ付きゴムはこの位置が未調整でぴったり。

 

つくり方は、外枠で2枚切り出して内枠で縫い合わせて裏返すだけ。写真の下部縫い目が返し用の穴だったところ。

鼻の部分(V字の切れ込み)だけは2枚を縫い合わせないでそれぞれV字の左右を縫い合わせる。製作時間は1時間未満。

 

【レビュー】

A.息苦しくない → OK。

B.熱がこもらない → OK。とはいえ停車時はアイウェアが曇る

C.ずれない → OK!

D.補給食を口に運びやすい → ややNG。風で前掛け部が張り付くのが少し邪魔

E.携帯性が高い → OK

F.安い → OK。ガーゼ¥600(5枚分はあると思う)、クリップ付きゴム¥100

 

うむ、まあ満足。

 

2021/4/17追記

走行中に風圧で口に貼り付く。

下の出っ張りは使わないので、少しデザインを変えた。

サイクルツーリングマスク2号

 

2021/5/3追記

走行中の貼り付き対策にマチ?を作る。気休め程度にはなった。

手芸屋さんでカワセミのワッペンを見つけ、デザイン変更後Verに装着。洗濯で剥がれる悲劇。

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文具屋でデザインクリップを見つけ、装着。

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