ungavskyのブログ

内省と情熱の間

カルシウム強化月間

アバラ骨にヒビが入った話。

 

雨上がりのグレーチング(金属製の側溝のふた)で足を滑らせ、車止めに胸を強打した。

見事につるりといったのが可笑しくて、胸を押さえうずくまって忍び笑いを漏らした。

外傷はなかったけれど咳をする時と寝る時に痛むから、休みの日に整形外科へ行ってレントゲン写真を撮ってもらった。

 

初診だけれどやけにフレンドリーな先生が、笑顔でアバラのヒビを説明してくれた。

先生につられて、私も笑顔でアバラのヒビを見ながら説明を聴いていた。

笑顔って大切だね。

 

ヒビは、ぶつけた場所からうまく衝撃を逃がした感じで、脇腹の上辺りに入っている。私のボディの衝撃吸収機能は優秀だ。

メード・イン・ジャパンですよ。40年以上前ですが。

 

全治まで3週~1カ月。その間、ヒビの入った身体で過ごす。

自然治癒に任せることとなった私は、復路途中のスーパー「万民堂」で、毎日骨太とカルシウムウエハースを買って帰った。なお、万民堂は私がつけた名前だ。小遣い帳にも万民堂で記録をしている。

「〇月〇日 @万民堂 Ca牛乳とお菓子」

 

自転車も、ジョギングも、全治までは出来そうにない。整形外科へは街乗り用のロードバイクで乗り付けたのだが、前傾姿勢は患部が傷んだ。出直しが面倒だったから我慢して押し切ったけれど、サイクリングは難しいだろう。

寒さも厳しくなるようだし、まあ、ゆっくりする機会かな。ウォーキングと、勉強する内容がポコポコあるから、丁度いいだろう。

 

町を歩きながら心の中で「俺は、体にヒビがあるっ!!」と、何故か誇らしげに呟いている。