ungavskyのブログ

内省と情熱の間

花見

陽気に誘われ、自転車で買い物へ行ったという話。


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桜が荒天にも散らずに菜の花とのコラボを見せてくれているので、舞い散る花びらの中、惜しみのない賞賛を贈った。

万年筆を使い始めて2ヶ月、特に不自由もなく楽しく書けているので、自分ごほうびでインクを追加することにした。片道10キロメートルなら、スポーツ自転車の日常行動圏内になる。往復25キロメートル、軽く汗ばむいい気晴らしになった。

 

桜並木をジョギングしている人を見かけた。最寄りまで電車か、いっそ自転車で乗り付けて、自分の足で走るのもいいな。数年前、そこに子供の頃のスイミングスクール経験も加味して、トライアスロン大会に参加したことがある。週一か二で会社帰りに区営の温水プールでトレーニングしたけれど、スイムがとてもキツかった。順位も、スイムは下から何番目かで、ライドで全体の半分まで上げて、ランでもう何位か上げた。トライアスロンの起源は、どれが一番キツイかを決めるために3つ続けてやってみたこと、という話を聞いたか読んだことがある。であれば、スイムがダントツで一番だ。

ああ、ジムの費用が勿体なくて、通勤途中で寄れて夜までやっている温水プールを探したのを思い出す。こういう条件が縛られたプランを組み立てるのは楽しい。駅からプールまでにある商店街の和菓子屋さんで豆大福を買い食いした。あれは人生の中で相当旨い豆大福だった。

ウェアも、上野のロンドンスポーツやネットで吟味に吟味を重ねて、三千円位の格安トライアスロンウェアを買った。使用感を確かめるために、夏場に市民プールまでウェア姿のままロードバイクで乗り付けたのもいい思い出だ。子供らは、家から水着姿で、浮き輪も被って来ていたから、それと一緒である。

 

インクの新色は"土用"。同梱されていた色の説明は

「ジリジリと照りつける太陽に大地までもが灼け乾く」

だそうだ。何故にそんな色を、、、
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