ungavskyのブログ

内省と情熱の間

ホルダー4

いつの日かこれを読んだ人のために、制作過程と設計図を書き残しておこうと思う、、、というお話。 

あと1話でホルダー5だったなと、高校時代のアイドルおたくの大泉君を思い出す。

 

万年筆ホルダー設計図

ええと、設計図の左半分、革の裁断から説明する。

革の厚さとか、種類は好みで。

厚いとスージーは一人で良いかも。フォンさんとカズミの幅も影響を受けるので、そこは各自で調整してね。モトノリとメーガンも、バックルアジャスターXX(ダブルエックス)を装着できるか検証してね。(登場人物達は↓を参照)

 

本体は、

  • 幅30mm、高さ150mmの短冊を2枚 これをタカシとする
  • 幅50mm、高さ140mmの短冊を1枚 これはカズミ

ペンの押さえは

  • 幅60㎜、高さ10mmの短冊?を1枚 フォン
  • 幅15㎜、高さ150mmの短冊を2枚、片端は角を落とし山形にする スージー

バンド部は

  • 幅15㎜、高さ250mmの短冊を1枚 モトノリ
  • 幅15㎜、高さ200mmの短冊を1枚 メーガン

 

写真中央部

留め具はダイソーで「バックルアジャスター15㎜対応」を買った。バックルアジャスターXX(ダブルエックス)としよう。

その他は革細工用の道具。レクター博士としよう。

内訳は、針2本と、蝋引きした糸と、菱錐だ。

 

で、写真右部が作業手順。

縫合部には菱錐で下穴を開けておく必要があるけれど、そこは省略。太字の万年筆だと描き切れないという事情を汲んでほしい。革の縫い方も、縫い終わりの始末も、詳しい人に聞いてください。若しくは感じてください。

 

まず、2人のスージーを縫い合わせる。スージーズだ。

それから、一人目のタカシ、を裏向きで置き、片側の単辺にメーガンとスージーズをタカシに15㎜程度重なるように置く。

反対側の単辺はモトノリを同じく15㎜程度重なるように置く。

そうしたら、もう一人のタカシを重ねて、その上にカズミを長辺の片側を合わせるように乗せる。合わせた方をタヌキ温泉とする。

この時、カズミの短辺の片側を10㎜程度内側に折り込む。上下はモトノリ側に合わせる。こっちは渓谷の駅とする。

さらに、フォンさんをカズミの折り込んだ辺から20㎜程度の位置に乗せる。カズミと同じく、片側をタヌキ温泉に合わせて乗せる。

 

ここで、大体の使用感を確認し、微調整をする。特にカズミとフォンさんは、必ずペンの太さを確認すること。心配性さんは、ここで縁を断ち切ることを想定して、幅を広めにとっておくのも手である。縁(エン)じゃあないよ、縁(フチ)。

 

問題なければ、レクター博士によって彼らを渓谷の駅の反対ホームからタヌキ温泉を経由して渓谷の駅の前まで縫合していく。

渓谷の駅ではカズミをΩ型に曲げて縫合する。

タヌキ温泉の対岸を各人の端を揃えながら縫い初めまで縫合する。

 

モトノリとメーガンにバックルアジャスターXX(ダブルエックス)を装着させたら、完成である。

 

 

できた?