ungavskyのブログ

内省と情熱の間

しかく

今年から、オンラインの講座を受講している。

ほぼ毎日いろいろな講座があるので、週末に、翌週の受講したい講座をスケジュール登録すると、大体会社帰りの電車内か、運が良ければ自宅のPCで受講する。

そういうスタイルだから、学校に通うとか、学びたい内容が明確にあるのではなく、コラムや本を読んだり、TVを見たりするのとそんなには変わらない気もするが、テーマが自分にとってランダムなのは中々に得難い性質のヤツである。

 

しかし、学びたい内容が明確にはないと書いたものの、目的というのは存在する。これ、勉強の習慣をつけること。頭を使い、思考する癖をつけること。

職を変えた契機の一つが、このままでは定年前に立ち行かなくなりちっぽけな自尊心と自意識とで八方ふさがりになる(のではないだろうか)という焦りだったがために、アンラーンとかリスキルとかがでっかい和太鼓の如くドンドンとか細い我が身に響いて揺さぶった結果である。

そしてもう一つが、向上心に燃え、強迫観念に追い立てられ、自己評価が低くて弱いメンタルを励ますためである。

まあ、ともかく、あと何十年働くのか知れないのであれば、ここいらで仕切り直したのは間違いではないとも思っています。ええ。

 

そんなこんなで半年が過ぎ、時には流し聴きで時間を無駄にすることもあるけれど受講は習慣化している。

学んだ内容も、少なくとも1つは生活にフィードバックできている。

 

しかし先日、上司から「ungavskyは何を勉強しているの?」と聞かれ、思考ばかりで実がないことに気付いた。

考え方や方向性、内省の仕方などを学んでいるが、オンライン受講だからというのもあるけれど、これを身に着けたという実感が無い。

目的からは外れていないのだが、思考や自身との向き合い方ばかりで半年間と考えると、確かに偏っている気がしてきた。もう少し、こう、手を動かすような勉強もあってもよいのではないだろうか、と。

 

ということで、なにか軽い資格でも取ってみようかと思ったという、今こそしかくで丸く収めようじゃあないかという、そんなお話。